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11月1日、大阪市を4特別区への「大阪都構想」住民投票は、5年前に続き否決▼8日、秋篠宮様「立皇嗣礼(りっこうしのれい)」が行われ皇位継承儀式全て終了▼9日、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が緊急会見し、感染爆発への懸念発表。20日、25日も更なる対策必須を勧告。政府はGOTO等見直しへ▼12日、超新星からの素粒子ニュートリノ観測でノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊氏死去(94)▼15日、ASEANの15カ国は東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に署名。関税撤廃や引下げをし世界最大規模の自由貿易圏誕生▼16日、野口聡一宇宙飛行士(55)等4人搭乗の米国商業有人宇宙船スペースX社の「クルードラゴン」打上げ成功。17日、ISSへドッキング▼16日、国内総生産(GDP)の7ー9月期は前期より5%増加▼21ー22日、サウジアラビアG20サミットをオンライン開催。新型コロナワクチンの公平供給、途上国の債務返済繰り延べ等を合意▼29日、光データ中継衛星搭載のH-IIAロケット43号機打上げ成功。成功率97・7%▼30日、今年3回目の半影月食。十六夜満月の左上が微かに暗い。次回は29年後▼善福寺川は善福寺池湧水から約10q神田川に合流まで北西から南東にゆったりと蛇行し、西の田圃と原っぱの先には富士山が望め、子供達は大宮八幡宮まで土器掘りに出かけた。昭和39年に両岸に全長4.2qの善福寺川緑地公園と和田堀公園が開園。数年前からヒマラヤスギの茂みに大鷹の巣が確認され、毎年雛の巣立ちまで公園管理者や近隣の住民達に見守られている。11月に近くの柿が赤く色づくと、程なく小鳥が集まりカラスは群れて大声で旋回。3万年前の古代の人達もこの様な中で生活を営んでいたのだろう。<写真・柿(善福寺川緑地公園・杉並区)/カーソルを合わせ題名表示> |
10月1日は金木犀の日。中秋の名月は甘い香の中で▼3日、2003年からのベネチア「モーゼ計画」の巨大水門が初稼働。毎年秋から水没するサンマルコ広場が守られる。モーゼは旧約聖書でエジプト軍から逃れるため海を2つに分けた▼4日、ファッションデザイナー高田健三氏はパリにてコロナ感染で死去(81)▼14日、国際宇宙会議(IAC)で日本・アメリカ・カナダ・イギリス・イタリア・オーストラリア・ルクセンブルク・アラブ首長国連邦8ヶ国が、月など国際宇宙探査に関して基本原則を定めた『アルテミス合意』のオンライン署名式▼16日、古脊椎動物学会(SVP)にて、発掘された化石から地上最大級の肉食恐竜ティラノサウルスの赤ちゃんは、小型犬チワワ程で長い尻尾を持つと発表▼17日、昨年11月29日に101才で死去した中曽根康弘氏の内閣・自由民主党の合同葬儀▼18日、ペルー文化省は、ナスカ丘陵斜面の、紀元前2世紀頃の37mの猫の地上絵を公開▼20日、NASA小惑星探査機「オシリス・レックス」は、小惑星・ベンヌの岩石採取成功。小惑星ではハヤブサに次ぎ3番目▼21日、ベルリン従軍慰安婦像に対し、外務省はホームページに「慰安婦問題についての我が国の取組」を日、英に続き独語で掲載。事実資料は存在せず、既に数度多額を支出し、両国で解決済みと述べる▼祖母の嫁入り道具だろうか、家紋入の九寸(27cm)の、朱塗りの能の金蒔絵の盆膳が五脚あり、秋が舞台の「錦木」には薄(すすき)が描かれている。29日の後の月(のちのつき)は、栗や枝豆などを載せての月見となった。26年前に新築のデッキで、息子が大喜びで月見団子に目を輝かせたのを思い出しラインを送ると、ニューヨークの夜は危険で外には出られぬと。平安に月を愛でられる日をそっと祈る。<写真・栗名月&火星と十三夜/カーソルを合わせ題名表示> |
9月7日、日本天文学会は19年度「日本天文遺産」に、現存する世界最古の星図「天文図」『キトラ古墳天井壁画』(7世紀末〜8世紀初めの奈良県明日香村)等を認定。円の中心に北極星、金箔の星々は朱線で結ばれ、中国の70以上の星座や黄道が描かれている▼10日、ドコモ口座不正利用発覚に伴い、金融機関35行が新規登録停止。ドコモ口座を開設していなかった人で、携帯電話を持たぬ人さえも被害者となる▼12日、大坂なおみ(22)全米オープンテニス2度目の優勝。13日、車いす部門は国枝慎吾(36)7度目、上地結衣(26)ダブルスで3度目の優勝▼14日、自民党総裁に菅義偉(71)選出、16日総理大臣指名。「万博担当相」「デジタル担当相」を新設▼15日、イスラエルと、アラブ首長国連邦(UAE)及びバーレーンは、ホワイトハウスにて平和協定「アブラハム合意」に署名▼17日、イグ・ノーベル賞音響部門を京大・西村剛准教授等受賞。ワニにヘリウムガスを吸わせ哺乳類等と同じ共鳴発声を確認。蛙など両生類は振動型で、生物の進化のプロセス解明に役立つ▼27日、大相撲は正代(28)優勝。地元熊本は地震や水害の苦節の中活躍に沸く。30日大関昇進▼28日、ベルリン中心地の公共の場に従軍慰安婦像設置▼日本が発見したプラスチック分解細菌「イデオネラ・サカイエンシス」から、米英研究チームが新種の分解酵素2個を発見し結合に成功。28日、米科学雑誌PNAS(プロナス)に最大6倍の分解可能と論文掲載。海洋プラゴミは年間800万トン達し早期実用化を期待▼野葡萄の白い小さな花に蜜蜂が盛んに訪れていたが、気づくと緑の実が連なった。軈(やが)て白、浅葱、瑠璃、紫と艶やかに。宮沢賢治の「めくらぶだうと虹」の童話で、野葡萄は卑下して虹を仰望するが、葉や茎や根は漢方に使われ、苦い実も冬は濃い赤紫や赤となり鳥が啄む。人はコロナ禍だが、自然はいつもより元気に見える。<写真・露草と野葡萄&野葡萄/カーソルを合わせ題名表示> |
8月3日、米セブン・イレブンがガソリンスタンド併設のコンビニエンスストア「スピードウェイ」を210億ドル(約2兆2千億円)で買収発表▼4日、レバノン・ベイルートで肥料用保管の硝酸アンモニウムが大爆発し、220人死亡、30万人が家を喪失▼6日、7月25日モーリシャス島で座礁のパナマ船籍「わかしお」から燃料油1千トン流失し、珊瑚礁など環境への影響が懸念▼20日、藤井聡太棋聖が18歳1カ月で王位戦勝利し、史上最年少の二冠保持及び八段昇段▼24日、原宿駅の旧駅舎解体。現存で東京最古の96年前の木造駅舎、代々木方面200m先には宮廷ホームもある。梁や柱の間に漆喰白壁の北方ヨーロッパのハーフティンバー様式で、尖塔の風見鶏は、背後の明治神宮の森の霊気を気持ち良さげに受けていた▼28日、安倍晋三首相が辞任表明。7年8カ月の在籍中、国際世界の信頼も高く各国首脳から温かいメッセージが送られている▼29日、十日余りの月を挟んで右に木星、左に土星。一時(ひととき)、東京タワーも間に。クリスマスの頃、木星は土星と重なり、その後追い越し離れていく20年に一度の天体ショウ▼31日、「としまえん」が94年の歴史に幕。14世紀末の豊島氏が築いた石神井川沿いの練馬城址にあり、27年にウオーターシュートや動物園、温室、音楽堂等完成。同じ頃開園の二子玉川園、向ヶ丘遊園、谷津遊園などは殆ど閉園に。思い出の地が消えていくのは、やはり寂しい▼3月27日にNASA天文衛星に発見されたネオワイズ彗星は、6月末に1等星より明るくなった。7月中は雨雲に覆われたが、8月には5等星ほどが双眼鏡に。次回は6千7百年後。地球も人類も平安な再会であるよう願う。<写真・旧原宿駅舎/カーソルを合わせ題名表示> |
緊急事態宣言が解除され公園は安堵感に溢れた。芝公園の芝生広場は7世紀頃の10基の小円墳があった所で、写真右の樹木の茂みは全長125m都内最大の前方後円墳の芝丸山古墳。古墳時代の4世紀後半から5世紀に築造され、東南斜面には縄文中期の丸山貝塚がある。東京湾は直ぐ近くにあった。4千年前からここで生活していた人々がいる。ここに来ると彼らが見守ってくれている気がする▼7月2日2時32分、月も沈んだ後に東京の空を満月よりも明るい翠玉が西から東に。程なく振動音。隕石は千葉県習志野市と船橋市で総量339g発見され、火球は50p程と推察されている。この大きさは毎日飛来しているが殆ど海などに落下、大都会を横切り住宅地に落ちるのは珍しい▼「令和2年7月豪雨」は、3日から4日未明にかけ鹿児島・熊本の被害に始まり、26日から29日の山形・秋田までの5度の豪雨は、降水量総和と非常に激しい雨の発生回数共に過去最多で12の県に大きな被害をもたらし、特に熊本は死者78人中65人の犠牲者が出た。コロナ禍で他県ボランティアも頼めず復興に大きく影響している▼5日、安藤忠雄氏(78)設計寄贈の『こども本の森 中之島』が大阪市中之島に開館。蔵書1万8千冊が壁一面の本棚に並び、子供達は館内の何処でも、外の公園でも読書が出来る。考える力を持ち、世界に羽ばたいて欲しいとの願いが込められた。名誉館長は山中伸弥京大iPS細胞研究所所長(57)。諸外国は書籍を読込まねば単位取得出来ない教育システムが多く、図書館や書店が充実している。日本もその点は見習って良い様に思う▼5日、都知事選は現職小池百合子氏(68)圧勝▼16日、棋聖戦にて藤井聡太七段が渡辺明三冠を110手で勝利。17歳11ヵ月で初戴冠し最年少記録更新。分からずとも真剣勝負を見ているだけで心が清々しくなる▼22日より東京都民を除きGOTOトラベルキャンペーンを1月31日迄開始。9月1日迄は35%、その後は50%割引。経済が回わらねば国が弱体化し、今周辺で起こっている事が日本の現実になると判断したのだろうか。命令・規制でなく国民が各自の事情を踏まえ、責任を持ち良い選択を考え行動して乗り越えて行きたい。子供達の未来の為に▼29日、唯一無感染者の岩手県に初感染2名。全国のコロナ感染者が千人を超える▼30日、台湾・李登輝元総統死去(97)。本省人(台湾出身者)初の総統で、日本や米国に留学し広い視野から民主化を進め、「台湾民主化の父」と称された▼31日、尖閣諸島周辺で109日連続で中国海警局船航行。軍のミサイル艇が連動していると考えられている▼7月は雨が続いた。各地で豪雨災害が出たが、東京でも3日ほど雷を伴う激しい日も。雨が降らなかったのは6日間で、太陽が出たのは僅か2日間だけ。雨が上がると蜘蛛の巣に綺麗な球形の水滴が並ぶ。糸がタンパク質であることや、細さや水分に触れると瘤が出来ること等が合わさり、この芸術が出来る。10年ほど前、応用して工業用人工フィルター開発研究があったが、未だ実現していない。世界各国、人々はマスクを付け外出を控え、想像しなかった日々が続いているが、人間以外は変わらぬ営みを続けている。そんな姿を見ると気持ちが和らぐ。<写真・雫を纏う蜘蛛の糸/カーソルを合わせ題名表示> |
6月1日20時、163の花火業者が200ヵ所で『全国一斉悪疫退散祈願』の打ち上げ。夜空の花火に元気づけられる▼1日、米・フロイド氏は暴力的な抗議や破壊を兄は望まないと、平和的抗議と投票を呼びかける▼5日、拉致被害者横田めぐみさんの父・滋さん死去(87)▼7日、絵本作家・画家の田畑精一氏死去(89)。悪さをして押入れに入れられる男の子達の「おしいれのぼうけん」は230万部のロングセラー。そんな躾があったと懐かしい▼8日、17歳10カ月20日で、タイトル戦挑戦最年少記録を更新した藤井聡太七段が、棋聖戦の第1局を勝ち、28日の第2局もAIに勝る妙手もあり勝利。若き才能の快進撃に心躍る▼12日、コロナ対策を入れ31兆9千億円の第2次補正予算成立▼15日、河野防衛大臣は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画停止を発表▼19日、県境越え移動制限が全面解除。感染者との「接触確認アプリ」も公開。経済と安全の舵取りは難しい▼21日、日本での夏至の日食は1648年(慶安元年・徳川家光)6月21日以来372年ぶり。東京は曇りだが各地の部分日食を楽しむ。次回は2030年▼22日、理化学研究所と富士通は共同開発のスーパーコンピューター「富岳」の、計算速度世界1位を発表。富岳百景にかけ9年前に世界一だった「京」の百倍の性能を持つ。飛沫飛散シミュレーション等、感染対策にも貢献中▼30日、78日連続で尖閣諸島周辺を中国海警局船が航行▼7月の季語、山法師(やまぼうし)の総苞片が白く開き、真中に小さな坊主頭に似た萌葱色の花。延暦寺僧兵の白の五条袈裟で頭を包んだ姿の見立てで名付けられた。秋には真っ赤な甘い実がなり、その後、葉は赤く紅葉する。かつては柘(つみ)と呼ばれ、万葉集に詠われた「柘枝(つみのえ)伝」では、吉野川に流れてきた枝を持ち帰ると美女になり、夫婦になるが天に帰ったという。枝は白い苞か、熟した赤い実か、紅葉かと想いを巡らす。 [この夕 柘(つみ)のさ枝の 流れ来ば 梁(やな)は打たずて 取らずかもあらむ] 万葉集 第3巻 386番歌 <写真にカーソルを合わせ題名表示> |
5月1日、天皇陛下ご即位から1年。新型コロナウイルス感染拡大を、心を一つに力を合わせて乗り越えていく事を願われている▼8日、小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星・リュウグウ表面へのタッチダウンによる表層と軌道の進化史の論文が、アメリカの科学雑誌Scienceに掲載▼12日、「はやぶさ2」がイオンエンジン再点火。11月から12月に砂や石が入ったカプセルを豪州上空で投下し、別小惑星へ向かう▼19日に開催中止が公式ツイートされた世界報道写真展は、千葉康由氏(48)のスーダンでのデモ『まっすぐな声』が日本人として41年ぶりに大賞受賞▼21日午前2時31分、無人補給船「こうのとり(HTV)」搭載のH2Bロケット9号機打上げ成功。米露が失敗する中、唯一の輸送手段の有終の美。進化した次世代へ交代する▼21日、トルコ・イスタンブールに日本企業協力のバシャクシェヒル・チャム・サクラ都市病院開業。大型病院で新型コロナウイルス治療も期待されている▼21日、国立成育医療研究センターはES細胞からの肝細胞を使い、新生児の移植の世界初成功を発表。難病の子供達の治療へ期待▼25日、全国47都道府県全て緊急事態宣言解除▼25日、3月に1万6千円台まで落ちた日経平均株価上昇。月末には2万2千円台近くなり、米株式相場も景気回復が期待され3月初旬まで戻る▼29日、新型コロナ対応の医師や看護師に敬意をと、航空自衛隊「ブルーインパルス」6機が、受け入れ病院等の上空飛行。6つの白い線は直ぐに溶け合い、一つの白い塊となり、やがて青空に消えていった。諸外国では夕方決まった時間に感謝の拍手など行われるのを知り、夕方の防災の音楽が鳴ると手を合わせ祈らせて頂いている▼29日、海上保安本部は尖閣諸島周辺で中国公船が45日連続で領海侵入と発表▼31日、米宇宙企業スペースXの有人宇宙船クルードラゴンが国際宇宙ステーションに到着。新型コロナウイルスへの終息は道半ばだが、それでも科学は進んでいる。<写真にカーソルを合わせ題名表示> |
4月3日、京都大学・望月新一教授(51)が2012年に発表した「宇宙際タイヒミュラー理論」が、7年半の査読が終り専門誌PRIMEに掲載を発表。構想は2005年からで数学の超難問「ABC予想」の証明を含め、整数論の未解決問題の解決となる。論文646ページは同教授の1000頁を超える他論文の精読も必須で、掲載後も数学者達が理解するのに時間がかかる予想▼8日、今年最大のスーパームーンが昇った。前日の緊急事態宣言もあり街には人気がない。満月は満開の桜の間から地上を優しく照らしていた▼14日、国際通貨基金(IMF)は新型コロナの影響で、2020年の日本の経済成長率予測をマイナス5.2%、先進国平均マイナス6.1%。中国はプラス1.2%と修正▼17日に政府配布のマスク到着。世界的にもマスク着用が定着中▼3月26日にイギリスの国民医療サービス病院(NHS)が、信頼と安全のシンボルカラーの青で医療従事者への感謝をライトアップし、世界中に広まった。27日より北海道から九州まで休館中の11のタワーも、医療関係従事者及び市民生活維持のために働く人々に尊敬と感謝を込めブルーライトを点灯▼「Quarantine」は日本語は「検疫」だが英語はイタリア語の40に由来する。14世紀の第2次ペスト猛威時、ベネチアやマルセーユで40日間船を停泊させた事による。元凶の鼠とノミからの完全隔離が出来ず、更に感染者を刺したノミが感染し、その後ヒトへの感染もあったのか、感染防止が困難だった。第3次流行の19世紀末、北里柴三郎とイェルサンのペスト菌発見で終息に向かった。今回は何を見落としてるのだろう▼欧米のオンライン授業は直ぐに始まった。日本も迅速に対処を。そして子供達には一人一人の自粛の協力が人類の危機を救うのだと、誇りを持てるよう語りたい。<写真にカーソルを合わせ題名表示> |
3月1日、ニューヨーク州で初めての新型コロナウイルス感染者。イラン旅行から帰国のマンハッタン在住女性で症状は軽いが自宅隔離中▼9日、スキージャンプ梨沙羅選手(23)が女子史上初の100度目の表彰台▼11日、WHO「パンデミック」宣言▼13日、改正インフルエンザ対策特別措置法が参院可決。新型コロナの緊急事態宣言可能に▼14日、9年前の東日本大震災で被災したJR常磐線が全線開通▼23日、国連は新型コロナ感染拡大を受け、世界の即時停戦と、紛争・貧困国への20億ドル人道支援要請▼24日、東京五輪延期決定▼25日、小池都知事は緊急会見し週末の不要不急外出控え等要請▼25日、感染者840人・死者2人となったロシアは、28日から5日まで非労働期間と発表。その内67%がモスクワで、市は更に医療、交通、通信、銀行等除き営業停止▼3月は平安時代の「蘇」を学校給食で余った牛乳で煮詰める作り方や、京都大学図書館所蔵の江戸後期・弘化3年(1846年)の瓦版に、挿絵と共に妖怪・アマビエが「疫病流行早々に私を写し人々に見せよ」と告げたとあり、人魚のような姿を描くツィートなど賑やかに。26日、フランスの漫画家・リアド・サトゥフ氏も「新型コロナの終息を祈って」とアマビエを投稿▼28日、厚生労働省は、新型コロナ感染症に伴う「雇用調整助成金」特例措置を、最大90%まで拡大と発表▼北朝鮮が29日朝、飛翔体2発を日本海へ発射。2日、9日、21日と4回目でミサイル推進が警戒される▼29日、関東平野の満開の桜に雪が舞う。桜隠しの美しい光景は、後々今年の出来事と共に、忘れられない記憶となるのだろう▼感染拡大のニューヨーク市は、月末には感染者4万人、死者1千人を大きく越えた。米海軍病院船が入港し、セントラークパークに野営病院と遺体安置所、全米テニス会場は他の疾患患者用の施設を設営。日本も備えねばならない。無駄になる事を祈りつつ。<写真にカーソルを合わせ題名表示> |
2月2日、全豪オープンテニス車椅子にて国枝慎吾選手(35)シングルスを優勝し同大会10勝目。上地結衣選手(25)ダブルス・シングルス優勝▼同日、別府大分マラソン・視覚障害部門で道下美里選手(43)が自身世界記録更新し優勝▼4日、WHOは新型コロナウイルス感染状況を全国的・世界的に流行の「パンデミック」ではなく、複数場所で流行の「エピデミック」と発表▼6日〜9日まで韓国の四大陸フィギュアスケート選手権にて、羽生結弦選手(25)と紀平梨花選手(17)が優勝。羽生選手は6冠となり男子初スーパースラム達成▼7日、日本製鉄は「戦艦大和」建造した呉海軍工廠跡地にある呉製鉄所を、23年9月末に全面閉鎖と発表▼11日、WHOは新型コロナウイルスを「COVID-19」と命名▼12日、新潟県上越市の渡辺智哲さん112歳が、存命世界最高齢男性でギネス認定▼23日、ご即位後初めての天皇誕生日の「宴会の儀」を464人と、その後「茶会の儀」で駐日外国大使ら187人と歓談し還暦を祝われた。新型コロナウイルスに配慮し一般参賀は中止▼26日、安倍総理は大型イベントの自粛、27日、全国の小中高特別支援学校を3月2日から春休みまで臨時休校を要請▼国連は1945年に51カ国で設立。世界平和と安全維持、経済・社会・文化・人道的問題の国際協力が目的である。1956年、80番目に日本は加盟し、現在の加盟総数193。総会開催は国連紋章が唯一ある議会場で、中央の金色の壁にオリーブの葉のリースに囲まれた、北極からの地球が描かれている。訪れた28日は学生による疑似国連が開催されていた。持続可能な開発目標(SDGs)の紹介者ハローキティも地下に大きく展示されている。今、人類は何度目かの大きな危機なのかも知れない。この場でもしっかり話し合って行けたらと思う。<写真にカーソルを合わせ題名表示> |
1月1日、日米貿易協定及び日米デジタル貿易協定発効。日本は農産物等、米国は工業品等の関税を撤廃や削減。インターネットを介す情報やサービスも定めた▼2日、福岡市の世界最高齢の田中カ子(かね)さん117歳に▼11日、台湾総選挙は民主進歩党の蔡英文(63)再選▼17日、阪神淡路大震災から25年。午前5時46分、暗闇に浮かぶ5千本の竹灯籠前で犠牲の6434人に黙祷▼国際地質科学連合は17日、78.1万年前から12.6万年前迄の地質時代を「チバニアン」と命名決定。千葉県市原市田淵の養老川沿いに77万年前の地球上最後の地磁気逆転の地層が見られる▼20日、昨年6月中国からの三菱電機へのサイバー攻撃が発覚し、防衛・電力・鉄道等の情報漏洩懸念の報道▼24日、五輪シンボルが点灯し600発の花火を打ち上げ▼東京タワーは24日は旧暦大晦日で赤く、26日はオーストラリア国旗の青白赤で森林火災支援と哀悼を。類焼18万平方qは日本領土の半分、カンガルーやコアラを含め12億の生命が犠牲となっている。エッフェル塔やエンパイアステートビル等、世界の18のタワーもオーストラリアのナショナルカラーの緑・金や国旗にライトアップ。15日に輸送用航空自衛隊機2機が支援派遣▼27日、大阪大学の澤芳樹教授研究チームは、iPS細胞培養の心筋細胞シートの移植手術成功。機能回復治療へ▼75年前ソ連軍がアウシュヴィッツを解放した27日は「国際ホロコースト記念日」。犠牲者600万人追悼式典が各地で▼29日、EU議会は英国離脱協定案可決。約700人の欧州議員は手を繋ぎスコットランド民謡「オールド・ラング・サイン(蛍の光)」を合唱。30日、EU本部のあるブリュッセルの小便小僧は英国旗柄の英国紳士に、市庁舎や王の家が建ち並ぶグランプラスは英国旗にライティング。31日、英国は47年間加盟のEU離脱▼コロナウイルス拡大の為、武漢からチャーター機で29日206人、30日210人、31日149人帰国。対応者の過労を心配していたが自殺者も出た。ウイルス沈静化まで国民心合わせ乗り切りたい。そして第1便帰国者受入れの勝浦ホテル三日月と勝浦市民に感謝を。<写真にカーソルを合わせ題名表示> |
12月3日、3年毎実施の国際学習到達度調査(PISA)で、日本の15歳の読解力が8位から15位、数学的応用力が5位から6位、科学的応用力が2位から5位に低下。諸国に比べ本を読み記述する方式の学習時間が圧倒的に少なく、大学が就職予備校化となっている現状から変えていく必要を思う▼4日、アフガニスタンにて中村哲医師(73)銃撃され死去。2008年伊藤和也氏拉致・死亡した際の、代表者としてのインタビューの姿を想い出す。その後も井戸、用水路を造り続け1万6千へクタール、65万人が恩恵を受け緑に覆われ作物が実っている。クリスチャンだがモスクやイスラム神学校(マドラサ)も建設し、人々に敬愛されていた。現地の100人に及ぶ継承者達に希望を託す▼10日、ノーベル賞授賞式と晩餐会に化学賞の吉野彰教授(71)出席▼15日、スペイン・マドリードでの国連気候変動枠組条約第25回締約国会議(COP25)閉幕。2018年の二酸化炭素排出量は、中国94億万トン、米国51億万トン、インド25億万トン、日本11億万トン▼20日、一般会計総額102兆6580億円予算を閣議決定。高齢者医療費増加と幼児教育・保育無償化等の社会保障費が膨張▼24日、厚労省はバブル崩壊後の「就職氷河期世代」の採用試験発表▼写真中央の蜂の巣の形はベッセルと呼ばれるハドソン・ヤードのシンボルマークの展望台。154の通路に80の踊り場がある。後方低い建物は昨年3月オープンしたショッピング・モール。無印やユニクロもある。遠く小さくエンパイア・ステート・ビル。左の白いビルは「ハドソンヤーズ35」で308m・72階、後ろ「30」は387m・73階。更に左側に三井不動産のビル「55」と「50」が建つ。右側の「15」は279m・71階。手前の車両基地も人工地盤で覆い、住宅7棟と学校、公園が2025年に完成予定。ハドソン川対岸のニュージャージーの街並みが見渡せる。総工費250億ドル(2兆7千億円)、総面積11ヘクタール。ニューヨーク大学プロジェクトがインフラを設計し、大気のモニタリング、人や車の移動のトラッキング等、地球環境重視のスマートシティを構築中。<写真にカーソルを合わせ題名表示> |
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